【旧】武器商人@ダーツのブログ

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Amazonの「関東への配送料」の謎を解説

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まずはじめに

僕は、つい10年近く前に、Amazonで中古本を販売していました。他にもそれ関連でいろいろ。

いわゆるせどりっていう転売もやっていました。そこで得た知識を少々。

今でもありますが、1円で売っている書籍があるのをご存知でしょうか???

1円で売って、梱包とか発送して人件費で赤字じゃないの???って思ったことありませんか?

あれには罠があります。

1円+関東への配送料

って書いてありません???

恐らく、これは法令の規制で、こういった記載にしなければならないから記載しているだけで、実送料ではありません。

Amazonは合理性を大事にする会社

Amazonは徹底的に合理的な企業です。

例えば、ヤフオクの場合、落札完了後に住所を聞いてそれに基づいて送料を算出して、最終的な振込金額をやり取りして、そこから発送という流れになりませんか???

Amazonはそういう面倒なことをやらない会社です。

商品カテゴリーごとに、販売手数料を固定にしています。売る側としても、固定の金額が貰えます。送料は、その金額の中で、各自上手いことやってね!というスタンスです。

ダーツの商品を扱う場合の料金について

費用の計算式は

月額費用+基本成約料+販売手数料

です。

月額費

大口出品の場合4900円かかります。
小口出品の場合は0円です。

基本成約料

大口出品の場合は0円。
小口出品の場合は100円/1商品。

販売手数料

Amazonは、カテゴリごとに手数料を決めています。
現時点では、ダーツの商品は「おもちゃ」というカテゴリになり、手数料は販売価格の10%です。

出品までの簡単な流れ、売上、手数料など

サンプルとして以下を、実際の出品画面と共に解説します。

Amazonから該当の商品を検索し、右側にある
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を選択するとマーケットプレイスから出品出来ます。

マケプレから出品すると、現時点で出品されている商品の商品説明は入力不要です。この場合、エスダーツさんが入力してくれた情報を使えます。便利!

そして、次に、コンディション(新品など)、コンディション説明などを入力し、販売金額を設定します。

販売金額を、強気に501円と設定します。

売上から手数料を引いた利益っていくらだと思いますか?

普通に考えると、

501×90% -100 = 360円

となって、送料は実費負担かな?って考えるじゃないですか?Amazonやっていない人であれば。

ところが、こうなります。

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これはどうゆう計算かというと、

(501+514)×90% -100 = 813円

ということです。

要するに、おもちゃカテゴリであるダーツ商品を販売したら、Amazonは514円あげるから、手数料差引いて813円あげるよ。送料はそっちで勝手にやってな!ということです(笑)

じゃぁ、1円で出品したらどうなるでしょ?

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(1+514)×90% -100 = 363円

となります。

ここから、送料は出品者負担です。例えば、紙フライトだったら、定型郵便で送れば82円or92円で送れますね!もちろん、これは議論を呼ぶところです。配送中の折れ/水濡れ、郵送事故や補償、追跡可能性などいろいろ問題があります。

要するに、紙フライトだったら、1円で出品しても赤字にはならない、と思います。(やるかどうかは別として)

こぼれ話

昔は、メール便っていう奴があって、1cm以内だったら80円で送れ、追跡も出来るというサービスでした。

従って、せどらー(書籍の転売)が、ブックオフで105円で購入した薄い書籍を、1円で売って儲けが出せる環境だったのです。ところが、国が、「信書をメール便で送ることは許さん」と言い出してきました。商品と一緒に送る納品書が、信書に当たるというんですね。

それによって、安価で追跡可能で商品を送れる手段が無くなり、105円仕入れの1円出品では利益が出せなくなりました。

そして、せどらーは市場から激減して行きました。

親書問題については、ヤマト運輸さんが猛烈に抗議しておりますので、ご興味をお持ちの方はどうぞ。

僕はヤマト運輸さんを支持します。

公正で健全な市場を無茶苦茶な理屈で押しつぶした総務省は許しがたい。どう考えても郵政公社をヒイキしているとしか思えないし、独占禁止法にも違反するんじゃないか?と思っています。

www.kuronekoyamato.co.jp